■ ID | 391 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | PM2.5中のPAHsに着目したディーゼル車規制の評価 Evaluation of Diesel Vehicles Regulations focused on PAHs in PM2.5. |
■ 著者 | 梅沢夏実
Natsumi Umezawa
埼玉県環境科学国際センター 米持真一 Sinichi Yonemochi 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)大気環境学会 |
■ 出版年 | 2004 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第45回大気環境学会年会、平成16年10月20日 |
■ 抄録・要旨 | PM2.5の特にPAHs(多環芳香族炭化水素類)を中心とした成分分析結果から、最近のディーゼル車規制の効果を評価した。
埼玉県騎西町(田園地域)及び鴻巣市(国道17号沿道)において採取したPM2.5について、重量濃度、炭素成分濃度(CHNコーダー)、PAHs濃度(HPLC-蛍光検出器)等の分析を行い、これに両地点の常時監視データ(風向風速、SPM濃度等)を合わせて解析を行った。
ディーゼル車規制前後の冬季データを比較すると各成分とも減少しており、その減少率を見るとSPMは25%、PM2.5は31%、ディーゼル排ガスの指標とされている元素状炭素は49%、PAHsは20〜46%で中でもB[a]Pが最も低く、20%であった。しかし、B[a]P/ECの値が上昇していることや、この値が一般環境地点の騎西で沿道地点の鴻巣よりも大きくなっていることから、ディーゼル車や自動車以外の発生源の寄与が示唆された。 PM2.5,多環芳香族炭化水素,ディーゼル車規制,沿道,炭素成分 |
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